【ジャルキャヒマール(6473m)とギャラ(6363m)の未踏峰2座に登頂】  ~ジャルキャヒマール編~

HMS
BLOGブログ

【ジャルキャヒマール(6473m)とギャラ(6363m)の未踏峰2座に登頂】  ~ジャルキャヒマール編~

プライベート

ジャルキャヒマール登頂日:206/5/11

(BC滞在期間:2026/4/18-5/15)
場所:ネパール/マナスルエリア、ジャルキャヒマール

ギャラ/6363mに登頂してBC(ベースキャンプ)に戻ってきたから、次のアタックで遂に本命のジャルキャヒマールを目指す予定だった。

が、天気予報を確認したところ1週間以上雪マークが並んでいて愕然とした。雪で視界が悪い中未踏峰であるジャルキャを目指すのは考えられず、結果として10日間のBCステイとなった。

予報によると5/11(月)の天気が終日良さそうなので、この日をサミット予定日とした。

既にギャラ/6363mに登っていたため身体は順応出来ていたのでレスト期間中も気持ちは落ち着いていたが、それでもBCに積もる雪を見ながら不安に駆られることも何回かあった。それでもメンバー間で常にコミュニケーションを取りつつ、リラックスを心掛け来るべきアタックの日に備えた。

そして遂にBCを出発する日を迎える。5/11にサミットすべく5/9(土)にBCを出発した。早朝4時前に簡単なプジャを済ませ4時過ぎにBCを出発し、夕方16:30にホワイトアウトのなかC2/6000mに到着した。

翌日は前日の長時間行動で消耗していたため、十分に明るくなってからC2を出発した。3年前の撤退ポイントの小ピークをトラバースでうまくかわし、その後もクレバスを避けながら、かつ標高を落とさないようライン取りをしてC3/6300mに到達した。C3は軽量化のために2人用の自立式シェルターを使いここに男3人で泊まった。

そして、5/11ジャルキャヒマールへのサミットプッシュの日。早朝は風が強いので、この日も明るくなってから陽射しを浴びながら出発した。

実はジャルキャの手前にも我々が東峰と呼んでいた6451mのピークが存在するのだが、そのピークを越え、遂にジャルキャを正面に臨んだ。そこからもまだ距離はあり大きな東峰を下った後も小さなピークを1つ越えてようやく残すのはジャルキャヒマール本峰だけとなった。まずは僕が先頭でジャルキャの斜面を左上しながらトラバースしスカイラインに乗り、そこからは野村がラッセルし標高を上げ、最後に竹中が先頭でピークを踏んだ。

5/11(月)の12時5分に念願の登頂を果たすことが出来た。

頂上で写真を撮ったあと、来た道通りに斜面を下った。東峰の登り返し地点まで帰ったときに振り返ってジャルキャを眺めると我々の付けたトレースがくっきり付いていた。

「ついにジャルキャにトレースが付いたね」そう話ながらメンバー全員で登頂の喜びを噛みしめた。

BC出発日早朝のプジャ。今までになく平常心で出発することが出来た。
C1までのルートにもガッツリ雪が付いている。
C1上部のフィックスロープを雪から掘り出しながら進む。
脛ラッセルでC2からC3へ向かう。この時はまだC3は未踏の場所。
クレバスを見極めながら3年前の撤退ポイントをトラバースして越えていく。
C3/6300mではアライテントのライズ2を使用。この作戦が大正解だった。
2人用のライズ2に山男3人で寝食を共にする。
遂にジャルキャ本峰と対峙。後はこの斜面を登り切るだけ。
そして、登頂🏔️
遂にジャルキャにトレースが刻まれた!
下山も東峰の登り返しが待っている。
もうすぐC3に帰還!
帰りのC3-C2のトラバースも気が抜けない。
C2のテント場からのご褒美のような絶景。
C2からはマナスル方面に向かって下山していく。
Fixロープ支点のスノーバーはバッチリ効いていたので敢えて掘り返さず残置させて頂き、カラビナだけ回収してロープを結び変えて懸垂で降りた。
下山は大荷物。
無事ABC/4800mに帰着。ここまで来れば安全圏。お疲れ様でした!

 
(完)

If you have any questions or requests,
please contact us from the following.
We will contact you at a later date.