先月6月は残雪期の富士山を3回ほどご案内しておりました。
ゲストは全て外国人。
強くてスムーズに登頂されたお1人参加のカナダからのゲストもいれば、1日目は悪天候に阻まれ、2日目は体力不足により登頂を断念したマレーシアからの3人組、そして軽度の高山病の症状が出ながらもゆっくりと休みながら歩を進めて登頂を勝ち取ったオーストラリアからのカップルもいました。
正直言って富士山を案内するのはいろいろな難しさがあるけれど、毎回ゲストも違えば天候など山の条件も異なるため、いろいろなドラマが生まれます。
ガイド中は大変なことも多いけれど、終わってしまえば【みんな違ってみんな良い】、そんな気持ちになります。
今、何かと話題の富士山ですが、次はどんな山行でどんなドラマが生まれるか、楽しみにしつつ気を引き締めてやっていきたいと思います。